嵐を呼ばない海つばめ      原則敬称略

真贋を問い疑問に感じた事を口に出したい

ムフフ、ノーカットだって、モザイク無しだぞ

 

 《64年、若かりし美輪が「炭坑で働く人の心に響く歌を歌いたい」と、自身で作った楽曲。NHKは「美輪の歌に込めた思いが一番伝わる曲だから。歌詞にストーリーがあってカットできない」と説明した。同曲は、歌詞に差別用語が含まれると、民放連では83年まで放送禁止としていた。一方でNHKは「NHKではずっと放送されていた」と説明し、放送を問題視はしていなかった。

 紅白での最長曲は、10年に植村花菜が披露した「トイレの神様」の7分55秒。いきものがかりの「風が吹いている」がロングバージョンを披露すれば変わってくるが、NHK側は「それ(トイレの神様)に次ぐ長さになると思います」との見解を示した》=12年12月19日8時14分 朝日デジタル 太字by海つばめ=。

 おーい、間違えているぞ朝日、それともわざとか?。

 これは多くの人が知っているし、だいいち歌詞にも出てくるのに記者は歌を聴く事もなくもまして歌詞を吟味する事もなく記事にしたのか。

 そこにある言葉が「差別」だとして長い間放送禁止歌曲としてされてきたのに。

 「炭坑で働く人の心に響く歌を歌いたい」という思いで歌ったのではなく、当時は日常的光景だった道路整備の作業員とその子供を歌ったものだ。

 ♫父ちゃんのためなら エンヤコラ 母ちゃんのためなら エンヤコラ もひとつおまけに  エンヤコラ

1.今も聞こえる ヨイトマケの唄 今も聞こえる あの子守唄  工事現場の昼休み たばこふかして 目を閉じりゃ

  聞こえてくるよ あの唄が 働く土方の あの唄が 貧しい土方の あの唄が 

2.子供の頃に小学校で ヨイトマケの子供 きたない子供と いじめぬかれて はやされて くやし涙に暮れながら

  泣いて帰った道すがら 母ちゃんの働くとこを見た 母ちゃんの働くとこを見た 

 ・・・略・・・

6.何度か僕もぐれかけたけど やくざな道は踏まずに済んだ どんなきれいな唄よりも
 
  どんなきれいな声よりも 僕を励ましなぐさめた 母ちゃんの唄こそ 世界一 母ちゃんの唄こそ 世界一 

  今も聞こえる ヨイトマケの唄 今も聞こえる あの子守唄  父ちゃんのためなら エンヤコラ 子どものためなら エンヤコラ♬

 昔は造成時に土を固める為大きな木槌のようなものを組み立てて上から落とし、足で踏み鳴らすようにそれで土を固めていった。

 その引き上げて落とす作業時の掛け声がヨイトマケだったらしい。

 作業風景はあちこちで見かけたがこの歌を聴いた記憶はない。

 美輪が作詞した頃にはまだあちらこちらで見かけられたのだろう。

 たしか、戦後の失業対策事業として展開された施策だったのではないか。

 背景はそんなものだが、朝日デジタルが書くような「炭鉱労働者」の歌ではなかったはずだし、少なくとも美輪はそういう背景でこの歌を作ったわけではない。

 初めてこの曲をテレビで聴き、美輪の歌を聴いた時には涙は流さなかったが感動をしたのは何となく覚えている。

 そして、あまり時間も経たないうちに曲は流れなくなり放送禁止になったのを知る。

 歌詞の中の「土方」が問題視された。

 どこかからの圧力だったのだろうか。

 「NHKではずっと放送されていた」と説明するNHKも間違っているか、わざと曲解させているようだ。

 何年か前からテレビで再び流はじめ、そして、紅白ではカットされずに歌われるようになった。

 感無量だ、というほどの感慨はないが。

 さて、朝日は「土方」の歌をなぜ「炭鉱労働者の歌」だと誤魔化したのか。

 週刊朝日のあのゴタゴタが尾を引いているのだろうか、あるいは気の使いすぎか。

 「ヨイトマケの歌」にあるように、「何度か僕もぐれかけたけど やくざな道は踏まずに済んだ どんなきれいな唄よりも
 
  どんなきれいな声よりも 僕を励ましなぐさめた 母ちゃんの唄こそ 世界一」という子供が多く育っているからこそ、貧しさ=悪人を育成ではない状況を生んでいる。

 育ちや血脈が人の一生を決めるのなら、日本にはもっと悪人が多く発生して地獄のような社会になっていただろう。

 橋下が自身の血脈を探られるのを恐れたのはたんに差別問題ではないのだろう、という事は別にして、いつも好きな歌手が出演する時だけ見ていた紅白だが、今年は一見の価値がありそうか。

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