嵐を呼ばない海つばめ      原則敬称略

真贋を問い疑問に感じた事を口に出したい

従順な犬を飼いませんか

 《熊本県水俣市議会で19日、水俣病に関連した質問が「議題にない内容」だったとして発言の取り消しを求める動議が出され、保守系会派などの賛成多数で可決された。市議会事務局によると、このような理由による削除は前例が確認できないという。

 削除されるのは、野中重男議員(共産)の12日の一般質問での発言。水俣市などで10月に開かれる国際会議で、「水俣病の教訓」を掲げ、水銀の使用などを規制する新条約が採択される。これに関連し、行政の対応が遅れて被害が拡大した水俣病の歴史を踏まえ、「情報が広く国民に知らされていれば多くの被害者の発病や差別、偏見、風評被害も防げたのではないか」などと市にただした。

 ところが、原因企業チッソ出身の塩崎信介議員(新政同友クラブ)が19日の本会議で「発言はすべて簡明にし、議題外にわたってはならない」との規則に反しているとして動議。9対5で可決し議長が削除した。

 野中議員は事前に「水銀に関する水俣条約外交会議について」と質問内容を通告し、議題にも上がっていたため、「言論の自由を脅かすもの」と削除に反発。一方、塩崎議員は「水俣病のことを言っても、水俣市にとってマイナスなだけ。JNC(チッソ)と手を取り合っていかないと水俣の将来はない」と語った》=13年3月20日7時55分 アサヒサイト=。

 公害問題でいわれなき中傷・非難を浴びている各企業経営者の皆様、貴社のために働く忠実な犬を飼いませんか!。

 何しろ犬ですから恥を顧みることなく世間の嘲笑をものともせず、ただひたすらご主人様のために働きます。

《1954年:熊本県水俣でのちに水俣病と認定された患者が12人発生。ほかに5人死亡。

 当初、患者の多くは漁師の家庭から出た。原因が分からなかったため、はじめは「奇病」などと呼ばれていた。水俣病患者と水俣出身者への差別も起こった。その事が現在も差別や風評被害につながっている。
 1956年:5歳11か月の女児がチッソ水俣工場付属病院小児科に入院。5月1日に水俣保健所が「原因不明の奇病発生」として水俣病を公表。後に水俣病の「公式確認」となる。

 この年、50人が発病し11人が死亡》=何でも判るWikipedia=。

 なぜ水俣市で「水銀に関する水俣条約外交会議」が開かれるようになったか、それは水俣病の発生地だからで、以降各地で起きた同様な症例を「水俣病」と呼ぶ事になった。

 福島市議会や福島県議会、そして国会で「原発事故のことを言っても、福島市にとってマイナスなだけ。東京電力と手を取り合っていかないと福島の将来はない」という思いで、原発事故を取り上げた質問に削除要求を出したら、全面的なバッシングの対象だ。

 現在稼働している工場が公害対策を実施して二度と過ちを起こさない方針だとしても、過去について言及してはならないのか。

 なぜ、水銀の使用について「水俣条約」と呼ばれるのか、それを議論する時に「水俣病」に触れるのは必然だ。

 貶めるために使われるのでなければ原因となった廃液を流出させた企業の名称が表に出てくるのは仕方ないだろう。

 それすらも許さない、そのような風潮になったのは圧倒的に自民党が勝利を収めたという保守系の傲りがあるのでは。

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