嵐を呼ばない海つばめ      原則敬称略

真贋を問い疑問に感じた事を口に出したい

武田薬品社員は残業代ゼロだ

 《厚生労働省は二十七日、労働時間にかかわらず成果で給与を支払う「残業代ゼロ」制度について、為替のディーラーなど年収数千万円に上る高度な技能や能力を持つ専門職に限定して認める案をまとめた。

 残業代ゼロ制度は、政府の産業競争力会議(議長・安倍晋三首相)が導入を目指している。同会議で民間議員を務める長谷川閑史(やすちか)経済同友会代表幹事(武田薬品工業社長)は、高度な専門職に加え、企業の研究開発部門などで働く管理職手前の「幹部候補」についても導入を求めている。これに対し、厚労省は「現在でも増加傾向にある長時間労働を、ますます助長しかねない」(幹部)として対象から外した。田村憲久厚労相が二十八日の同会議に示す。

 長谷川氏は同日の会議に新制度導入の対象からトラック運転手や工場作業員、店頭販売員や、経験の浅い若手職員などを外す修正案を提示する。長谷川氏の当初案が一般の社員も対象にしているのに対し、長時間働いても「残業代がゼロになる」との批判が出たため、範囲を狭めた。

 ただ、厚労省の案も長谷川氏の修正案も、範囲の定義があいまいになり、なし崩し的に対象が拡大する懸念は消えない》=14年5月28日 東京新聞サイト 太字by海つばめ=。

 自分が経営する会社は「残業代ゼロ」の対象から外すという発想はしないはずだから、武田薬品の社員も残業代はゼロの方向へ向かうのだろう。

 いつになるのか判らないがタダ働きを決定付けられている武田社員の末路哀れ‥‥‥となるのか。

 それにしても、トラック運転手・工場作業員・店頭販売員・経験の浅い若手職員が残業代ゼロの対象にされていたというのは、屁理屈を並び立てているが人件費削減策としか思えない。

 トラック運用費が下がっているのを口実に運賃を値下げさせ、工場の生産費を抑え、販売に関わるコストを下げて利益幅を上げる。

 減らないのは経営者と株主の懐に入る金、というよりその金も支出が減れば必然的に増えるわけだ。

 ところで、残業代を無くされる為替のディーラーなど高度な専門職達はそのままではタダ働きになるが、成果給と言われる「歩合」の割合は増やしていただけるのだろうか。

 そうでなければ、ここにも「収奪」が働くのでは?、まさに竹中平蔵の庶民殺しの集大成と言えるのか。

 ちょっぴり給与は増やしてやったから、大きく所得を減らしてやる。

 これで「経済成長」が出来るのか!!。

 資本家と経営者の利益さえ上げれば後は知った事ではないようだ。

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