嵐を呼ばない海つばめ      原則敬称略

真贋を問い疑問に感じた事を口に出したい

放射能汚染水を増やすだけの東電

 《福島第一原子力発電所のトンネルにたまった汚染水が十分に凍らない問題で、東京電力は30日、投入する氷の量を1日あたり約15トンに増やすことを決め、本格的な氷の大量投入を始めた。

 12日間で合計約180トンの氷を入れる予定で、東電は「何としても凍らせたい」と説明している。

 タービン建屋から港湾へと延びるトンネルには汚染水が約1万1000トンたまっており、海へ流出する心配がある。このため、東電は2号機タービン建屋との接続部を凍らせて塞ぎ、汚染水を抜き取る計画を立案。冷却用の管をトンネルに設置したが、3か月たっても十分に凍っていない。

 そこで東電は24日と28日にそれぞれ2トン、6トンの氷をトンネル内に試験的に投入。15度近くあった水温を3~5度程度下げたが、効果は一時的で、投入した氷は約3時間後にすべて解けてしまった》=14年07月30日 21時24分 読売サイト=。

 単純に考えれば同じ量で15度と0度の液体を混ぜ合わせれば一時的に7、5度になるだけだ。

 そして時間が経てば外気温の影響で水温は上がる。

 頭のいい東電の連中だからそんな事は百も千も承知だろう。

 12日間で合計約180トンの氷が注入できたとして、溜まっている汚染水が約1万1000トンだから6%ぐらいの量にしかならない。

 同量の水を入れたとしても7、5度に下がるだけで、しかも、入れている間にも氷は溶けて行く。

 早い話、東電は全力を挙げて放射能汚染水を増やしているとしか考えられない。

 冷却用の管は何本用意してあったのか?、また楽観主義的考えで一本だけだったのか?、どうもそんな気がする。

 一つ対策を立てて失敗すると次の策を考えるという東電方式。

 幾つかのやり方を同時に実行しようという意志はないのか!!。

 地下水が原子炉建家に流れ込むのなら東電敷地より山側を掘って地下水脈を迂回させるというのも一つの方法だと思うが。

 頭のいい東電だからそんな事はとっくに計画したと思う。

 やらないのはそれが無理だからか?。

 さっさと廃炉にしないとメルトダウンした燃料棒がいつ活性化するか判らないはずだ。

 そして、東京オリンピックが迫ってくれば、やはり無理でしたと言って開催中止になり世界の笑い者だ。

 日本は総理大臣が「制御下にある」と宣言したのに嘘をついたのかと。

 確かに日本人は土壇場になると鬼神の働きを見せるがそれにも限界がある。

 相手は放射能だ。

 あの原発事故を起こした国で原発再稼働に腐心する政府を戴いているのだから、どうしようもないと諦めるしか無いのか。

 私達の年代はまだしも、子や孫の世代に申し訳ないと思えば命を削ってでも廃炉に邁進すべきなのだが、自民党公明党東電もそんな気は全くないようだ。

 残念な事に他の政党も権力欲だけは凄まじいようだが。

 毎日でも福島原発へ出向いて状況の把握と東電の尻を叩くべき総理大臣が外国漫遊しているようでは日本も終わりか。

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