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嵐を呼ばない海つばめ      原則敬称略

真贋を問い疑問に感じた事を口に出したい

右や左の旦那様

放送を見ていて、これは押しかけ乞食だと即座に見抜いた。

 実は、即座にではないがそれを直感するまでにそれほど時間は掛からなかった。

 テレビ朝日が放送した「 雨上がりの「やまとナゼ?しこという番組だ。

 企業の経営者が利用するような高級料理店、割烹などで待ち伏せしタダ飯にあずかろうという企画を前回やった。

 それが上手くいったので、今回はその時のお礼だと称して経営者を訪問、さらに自宅まで行って夫人のもてなし料理を頂こうという企画だ。 

 そう、まさに押しかけ乞食だ。

 右や左の旦那様 哀れな乞食にお恵みを

 道行く人に声を掛けるボロ衣服をまとった人。哀れを誘う声音と身なり、それは演出されたものだったらしい。

 車善七か弾左衛門の支配下にあって、乞食も「立派な」職業でそのやり方は先輩から指導され、教えられていた。

 そして、当然のように「上納金」も支払っていた。

 後年には境界も曖昧になったのだろう、他の「賎業」とされた仕事も差配がどちらにあるのかで揉めて町奉行のところまで持ち込まれたらしい。

 道端に座って食を乞う仕事と、店や個人宅を訪れる「門つけ」とは境目があったはずだ。

 右や左の旦那様は食い扶持を稼ぐ手段だが、番組に出演した芸人は客を笑わせることで食い扶持を得る。

 しかし、テレビ朝日はその歴史を打ち破った。

 といっても「差別に反対」しての行為ではない。

 ただ、面白可笑しく視聴率を取れればというだけのことで。

 日頃の高邁な理想なんてどこにもない。

 馬鹿な制作スタッフの頭の中で描いた視聴率稼ぎを表に出してしまった。

 だからといって、「差別だ」と声高に批判するつもりはない。

 単に認識不足からで「差別する意図」はなかったのだから。

 とはいえ、今でも「部落差別」についての社内教育が行われているなら、その程度については気が付いてもいいと思うが。

 自民党の気に入らない番組を作ると電波を止めるぞと言われると敏感に反応するマスコミ関係者や出身者も自身が行っている無自覚な行為には鈍感だ。

 彼らがこの番組を見てどう感じただろう❔、機会があれば聞いてみたいがその機会は全く無いから一生疑問のままだ。


 その日初めての記事です。以降は無い時もありますがこちらへ、コメントもこちらへ→嵐を呼ばない海つばめ

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